2016/03/30、Microsoft が開催したビッグイベント //build/ 2016 に合わせて Visual Studio 15 Preview が公開されました。
今回の //build/ では bash が Windows 上でネイティブで動いたり、Bot Framework が公開されたり、Xamarin が無償提供されたり、より進化した HoloLens を見れたり、Azure Functions が Preview リリースされたりなどなど超盛りだくさんでしたが、やっぱり C# vNext (C# 7) のことを忘れてはいけません。ということで、これからしばらくは C# 6 のときと同様、C# 7 の新機能についてひとつずつ見ていきたいと思います。記事のインデックスはこちらです。
C# 7 の機能を有効化する
Visual Studio 15 Preview をインストールしただけでは C# 7 は有効化されておらず、C# 6 までの機能しか利用できません。有効化する場合は条件付きコンパイルシンボルに __DEMO__
と __DEMO_EXPERIMENTAL__
を追加してください。
準備ができたら、例えば以下のようなコードのコンパイルを通して実行できるようになります。
using static System.Console; namespace TryCSharpVNext { class Program { static void Main() { string LocalFunctions(int x) { let a = 10; return (x * x * a).ToString(); } var result = LocalFunctions(0b1010); WriteLine(result); } } }
Enjoy, C# 7!!