Microsoft Connect(); 2018 の日本版 Wrap Up イベントに参加し、ちょまど (@chomado) ちゃん枠のトップバッターとして Visual Studio 2019 (Preview) の新機能について登壇/解説させていただきました。いろいろドタバタしつつもとても楽しかったですw
イベントは YouTube Live でストリーミング配信されていて、アーカイブも残っているのでいつでも見直すことができます。僕の担当部分は 42:40 あたりから。また、デモで利用していたプロジェクトは GitHub で公開しています。
解説した機能
イベント中に解説したのは以下の機能です。10 分ちょっとのデモにしてはだいぶ詰め込んだ感がありますが、こんなことができるようになったというのを上記動画から少しでも感じていただけていれば幸いです。
- Look & Feel の変更
- Document Health Indicator
- Code Clean-up
- .editorconfig のエクスポート
- Convert to LINQ
- IntelliCode
ちなみに Microsoft 公式の What's New 解説は以下にあります。
解説すれば良かった機能 / し忘れた部分
「やればよかった」「言い忘れた」というものももちろんあります。フォローアップとして以下の 2 つを取り上げて解説します。
IntelliCode の導入方法
デモでは「あたかも IntelliCode が Visual Studio 2019 に標準搭載されている」ような説明をしてしまいました。これは間違い & とても反省していて、IntelliCode は Visual Studio の拡張機能としてインストールする必要があります。
Marketplace サイトからダウンロードしていただいても大丈夫です。
また IntelliCode は Visual Studio 2019 からの限定機能ではないので Visual Studio 2017 でも利用することができます!業務で Visual Studio 2017 を利用している方は、今すぐ IntelliCode で検索!
デバッガーの強化
Visual Studio 2019 ではデバッグ機能がまたひとつ強化され、ウォッチウィンドウで変数や値の検索ができるようになりました!これを紹介しなかったことを後悔しています。超便利!(語彙力
これまである時点で特定の変数に特定の値が入っているかどうかを調べようと思ったら、僕の知る範囲では以下の 2 つしか方法がありませんでした。
- ウォッチウィンドウで変数を掘り返して特定の値が入っているかを確認する
- 条件付き Break Point で止める
Visual Studio 2019 からは Break Point で止めてから検索することができるようになるので、非常に捗るのではないかと思います。
ちょっとした裏話
事前に僕に割り当てられていた時間は 12 分でした。なのですが会場のディスプレイに Mac が軒並み接続できないというトラブル *1 があって、そのせいで開始が 4 分も遅れてしまいました。一応そんなこともあろうかとバックアッププランとしてちょまどちゃんの Surface Pro にもデモ環境を準備しておいてよかった...。
だけどそもそもカツカツの 12 分!という中で 4 分を失ってテンパる僕。普段から日本人らしく (?) 日本語キーボードを使っているのですが、ちょまどちゃんは英語キーボードを使っているのでミスタイプするわするわ...!そしてデモ中に隣でマイクを持ってもらっていたちょまどちゃんには、僕の手が震えていたのをしっかり目撃されていて...w
結果として僕が解説自体に使った時間は 11:30 だったのですが、接続トラブル込みで 15:30 を使ってしまったのでのっけからイベント全体のタイムスケジュールを崩す羽目になってしまい本当に申し訳なく...
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*1:僕だけでなく他の方も接続が不安定だった